アジャイルのカタAgile Kata
答えを導入するのではなく、
答えを見つけ続けるメタスキルを育てる。
科学的思考を日々の仕事に根づかせ、個人・チーム・組織のアジリティを
継続的に高めるための共通パターンです
立ち止まり事実を見て、仮説を立て、実験し、
学ぶための「思考と学習のカタ」である
パターン
正解ではなく、状況に合った答えを見つけるやり方
科学的思考
観察、予測、実験、学習を思い込みではなく事実でつなぐアプローチ
習慣
形式でなく、意図的な練習を繰り返して身につけること
経験は増えている
それでも、学習は増えているだろうか
チームは仕事を進め、リリースし、振り返り、次の仕事へ移ります。それでも、同じ問題が名前を変えて戻ってくることがあります。
学習には、何を目指し、何を予測し、実際に何が起き、その差から何を学んだかを確かめる仕組みが必要です。アジャイルのカタは、この学習を偶然に任せず、意図的に繰り返すためのカタを提供します。
アジャイルのカタの
4ステップ
進む道を予測しきるのではなく、大きな方向性と、いま到達したい小さな目標を分け、ひとつずつ実験しながら道筋を明らかにします。
ありたい姿や
チャレンジを捉える
どこへ向かうのかを明らかにし、判断と実験に意味を与えます。
現在の状態を
把握する
解決策へ飛びつかず、現場で何が起きているかを観察します。
次の目標となる
状態を設定する
近い将来に確かめられる、次に実現したい具体的な状態を置きます。
実験する
目標となる状態に向かって小さく試し、実際に起きたことから次を決めます。
- チャレンジ
- レトロスペクティブから継続的に改善が生まれるチームになる
- 現在の状態
- アクションは出るが、次回までに検証されない
- 次の目標
- 毎回ひとつの改善実験に、予測と確認日がある
- 最初の実験
- 次の1週間、改善項目をひとつだけ選び、期待する変化を記録する
改善するためのカタと
学びを支えるためのカタ
一人で手順を回すだけではなく、問いとフィードバックによって、科学的思考を日々の習慣へ育てます。
改善のカタ
学習者が、方向性、現在の状態、次の目標となる状態、実験をつなぎ、科学的思考で前進するためのカタ
コーチングのカタ
コーチが答えを与えず、短い問いを通じて、学習者が予測と事実を見直し、次の一歩を明らかにできるよう支えるカタ
新しいフレームワーク
ではありません
アジャイルのカタは現在の状態から始めます。決められた仕事の進め方を配るのではなく、状況に合った仕事の進め方を自分たちで学び、育てるためのメタスキルであり、補助線です。
| フレームワーク | Agile Kata | |
|---|---|---|
| 主な役割 | 役割、イベント、成果物、ルールなど仕事の枠組み | 不確実な状況で学び、改善する思考のカタ |
| 出発点 | 定義された仕組みを導入する | 現在の状態から始める |
| 答え | 実践するための共通構造を与える | 状況に合った答えを見つける助けをする |
| 変化 | 定義を保ちながら実践する | 学びに応じて自分たちのやり方を進化させる |
スクラムと
一緒に使える?
使えます。いまのプロセスを「現在の状態」として捉え、どこを改善したいかを定め、実験を重ねます。スクラムやカンバンを否定するのではなく、それらが置かれた文脈を継続的に見直します。
チームのふりかえりから
組織全体の変化まで
身につけたいメタスキル
共通パターンだからこそ、ソフトウェア開発の工程だけでなく、学習と改善が必要なさまざまな文脈へ広げられます。
レトロスペクティブ
気づきを次の目標と検証可能な実験につなげる。
チームプロセス
チームの文脈に合う役割、イベント、流れを育てる。
変革
現在の状態から学びながら、段階的に変化を進める。
ビジネスアジリティ
部門を越えて変化を捉え、判断し、方向転換する。
プロダクトマネジメント
方向性、価値、仮説、ステークホルダーからの学習をつなぐ。
その他
あらゆる複雑・煩雑な問題に適用できる共通パターン。
- ありたい姿やチャレンジした結果の状態を言語化する
- いま起きていることを把握する
- 短い期間で確認できる次の状態を決める
- 期待することを書き、小さな実験をひとつ行う
- 予測と結果の差から学び、次の一歩を決める
科学的思考を
アジャイルの世界へ
科学的思考というメタスキルをアジャイルの世界へ接続し、学びながら改善し続ける共通パターンとして、チーム、プロダクト、変革、ビジネスアジリティへ展開します。
トヨタのカタ
トヨタの継続的改善の背景にある思考と行動を研究し、改善のカタとコーチングのカタとして体系化。
アジャイルのカタ
その科学的思考を土台に、アジャイルの価値観と実践へ接続。組織やチームのアジリティを継続的に高める共通パターンへ。
実践を体系的に学び、続ける
認定アジャイルのカタPRO研修(Agile Kata Pro)は、継続的改善を実践するプロフェッショナルのための学習・認定プログラムです。認定は到達点ではなく、実践を続けるためのスタート地点です。
認定制度の概要定期開催の認定研修
プライベート研修
アジャイルのカタ伴走支援
日本での伴走支援は、認定研修の受講の有無にかかわらずご相談いただけます。支援内容や期間・費用は、提供元のサーバントワークスがご案内します。
よくある質問
アジャイルのカタとは何ですか?
改善のカタとコーチングのカタの違いは何ですか?
スクラムやカンバンの代わりですか?
トヨタのカタとどのような関係がありますか?
ソフトウェア開発以外でも使えますか?
何から始めればよいですか?
認定を取らないと実践できませんか?
agilekata.jpとservantworks.co.jpの違いは何ですか?
Agile Kata Pro 公式日本語サイト
本サイトは、Agile KataおよびAgile Kata Proの情報を日本語で提供する公式ポータルです。Agile Kata Proの許諾を受け、サーバントワークス株式会社が運営しています。制度・認定に関する最新のグローバル情報は、Agile Kata Pro公式サイトもあわせてご確認ください。
最終更新日: 2026年9月8日 Agile Kata Professional® は Agile Kata Pro LLC の登録商標です。

